2012年02月23日 21:52
※今回は後半の画像に重大なネタバレを含みます。閲覧にご注意ください。
218年
キッカちゃんを王太子妃にお迎えして1年が経ちました。

キッカちゃんは王宮の生活にもすっかり慣れたようです。
そのうちに子供が出来たら賑やかになるだろうなぁ。
放生の日の福音草の種まきの様子。

クリートエルグの王族たちは働き者なので作業もはかどります。
早く切り上げたらキッカちゃんとデートに行こう。
放生の日に海岸に行くと子海カイが海へ帰っていく様子が見られるんだよね。
(BGMもいいんですよね)

いつも混んでいるルビの浜だけど、今日は久しぶりに貸切状態でした。
そんな穏やかな毎日。
しかし、夏至を迎えナルルが夏を迎えた頃のことでした。
いつも元気だった母陛下がこんなことを言うようになったのです。


ざわり・・・と心が泡立つのを感じました。母上も・・・なのですか?。
母上はまだ去年の終わりに20歳の誕生日を迎えたばかりだというのに・・・。
国民たちの前では女王たる威厳を見せる母陛下。

でも相当無理をしていたのだと思う・・・。

最強騎士決定戦で母上が負けるのを初めて見た。
恐らく、王国で母上と互角に渡り合えたのは亡き祖母のセレナ陛下と生前の父ぐらいだったはずなのに・・・。

それでも30日の母上の21歳の誕生日を無事に迎えることができた。
219年1日
そして年が明け219年。
母陛下の新年祝賀で新しい年を迎えた。
もしかすると・・・これが最後になるのかも知れないけど・・・。

そしてこの年はDD杯の年だった。
4年に一度開催されるバンナク一座のサーカスも母は観覧していた。

サーカスは夜通し行われる。
僕は母上の体調が気がかりだったのだが・・・。
夜明け近くになり、サーカスは終わり、母上はふらりと一座のテントを後にした。
なんだか胸騒ぎがする。
王の寝所まで母上を送ろうと花のアトリウムへさしかかったとき・・・

「元気そうだね。よかったわ。」
いむに話しかけた母上はそのまま寝所に向かい・・・・
2日の朝一刻を告げる鐘が鳴り響くと・・・

母はそのまま寝込んでしまった・・・。

「マルシオ、気を落としてはいけません。あなたは次期国王なのよ。これからはあなたがナルルを守っていかないといけないのよ。」
「母上・・・。」
「強くなりなさい。でもこれだけは忘れないで。あなたは一人じゃない。愛する人がいて、支えてくれる国民がいてこその王なのよ・・・。」
これは、幼い頃から母に聞かされてきた言葉だった・・・。
「私は幸せだったわ・・・。そしてもうすぐあの人に会える・・・・」

父が・・・迎えにきたのだろうか・・・。
そして夜半すぎ、母は静かに永遠の眠りについた・・・。

219年2日 マルセラ・ランス陛下崩御 享年21歳
在位5年、父が亡くなって4年後のことだった・・・。
翌朝、母の国葬が行われ・・・

もう、この国のどこにも母はいないのだ・・・と思い知らされた。
でも・・・気を強く持たない・・・と。
219年4日
今日は戴冠式が行われる。
式が始まる前に、キッカさんが海を見に行こうと誘ってくれた。

キッカさんと一緒に海を見ていると心が安らぐんだ。
こんなときだからこそ誘ってくれた妻に感謝。
戴冠式
既婚の王太子は配偶者を伴って戴冠式に臨むことになっているらしい。
キッカさんが隣にいるのは心強い。

ここに眠る母に、祖母に、そして歴代の王たちに誓う。



王冠の重みは、王国の歴史の重み。
そしてそれぞれの時代にこの国に生きてきた王たちと人々の重み・・・。
歴代の王たちに恥じないよう、ナルル王国を守っていかなければならない。

でも僕はひとりじゃない。
愛する人がいる。支えてくれる人たちがいる。
そんなみんなを守るために強くなろう。

キッカさんも王妃として立派に鎮座の儀を終えた。
あとで「すっごく緊張したんだからね!」と話してくれたけど^^;。
そういえば4日は僕たちの結婚記念日だった。

戴冠式を終えてからゆっくりとお祝いしました。

キッカさんありがとう。そしてこれからもよろしくね。
218年
キッカちゃんを王太子妃にお迎えして1年が経ちました。

キッカちゃんは王宮の生活にもすっかり慣れたようです。
そのうちに子供が出来たら賑やかになるだろうなぁ。
放生の日の福音草の種まきの様子。

クリートエルグの王族たちは働き者なので作業もはかどります。
早く切り上げたらキッカちゃんとデートに行こう。
放生の日に海岸に行くと子海カイが海へ帰っていく様子が見られるんだよね。
(BGMもいいんですよね)

いつも混んでいるルビの浜だけど、今日は久しぶりに貸切状態でした。
そんな穏やかな毎日。
しかし、夏至を迎えナルルが夏を迎えた頃のことでした。
いつも元気だった母陛下がこんなことを言うようになったのです。


ざわり・・・と心が泡立つのを感じました。母上も・・・なのですか?。
母上はまだ去年の終わりに20歳の誕生日を迎えたばかりだというのに・・・。
国民たちの前では女王たる威厳を見せる母陛下。

でも相当無理をしていたのだと思う・・・。

最強騎士決定戦で母上が負けるのを初めて見た。
恐らく、王国で母上と互角に渡り合えたのは亡き祖母のセレナ陛下と生前の父ぐらいだったはずなのに・・・。

それでも30日の母上の21歳の誕生日を無事に迎えることができた。
219年1日
そして年が明け219年。
母陛下の新年祝賀で新しい年を迎えた。
もしかすると・・・これが最後になるのかも知れないけど・・・。

そしてこの年はDD杯の年だった。
4年に一度開催されるバンナク一座のサーカスも母は観覧していた。

サーカスは夜通し行われる。
僕は母上の体調が気がかりだったのだが・・・。
夜明け近くになり、サーカスは終わり、母上はふらりと一座のテントを後にした。
なんだか胸騒ぎがする。
王の寝所まで母上を送ろうと花のアトリウムへさしかかったとき・・・

「元気そうだね。よかったわ。」
いむに話しかけた母上はそのまま寝所に向かい・・・・
2日の朝一刻を告げる鐘が鳴り響くと・・・

母はそのまま寝込んでしまった・・・。




これは、幼い頃から母に聞かされてきた言葉だった・・・。


父が・・・迎えにきたのだろうか・・・。
そして夜半すぎ、母は静かに永遠の眠りについた・・・。

219年2日 マルセラ・ランス陛下崩御 享年21歳
在位5年、父が亡くなって4年後のことだった・・・。
翌朝、母の国葬が行われ・・・

もう、この国のどこにも母はいないのだ・・・と思い知らされた。
でも・・・気を強く持たない・・・と。
219年4日
今日は戴冠式が行われる。
式が始まる前に、キッカさんが海を見に行こうと誘ってくれた。

キッカさんと一緒に海を見ていると心が安らぐんだ。
こんなときだからこそ誘ってくれた妻に感謝。
戴冠式
既婚の王太子は配偶者を伴って戴冠式に臨むことになっているらしい。
キッカさんが隣にいるのは心強い。

ここに眠る母に、祖母に、そして歴代の王たちに誓う。



王冠の重みは、王国の歴史の重み。
そしてそれぞれの時代にこの国に生きてきた王たちと人々の重み・・・。
歴代の王たちに恥じないよう、ナルル王国を守っていかなければならない。

でも僕はひとりじゃない。
愛する人がいる。支えてくれる人たちがいる。
そんなみんなを守るために強くなろう。

キッカさんも王妃として立派に鎮座の儀を終えた。
あとで「すっごく緊張したんだからね!」と話してくれたけど^^;。
そういえば4日は僕たちの結婚記念日だった。

戴冠式を終えてからゆっくりとお祝いしました。

キッカさんありがとう。そしてこれからもよろしくね。
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コメント
エスト | URL | YM16R1CM
即位はある意味ナルルのEDのような気もします
わたしは王族とまったくかかわった事がないので
重みとかわからないんですけど大変でしょうね
マルセラ陛下お疲れ様でした!
今頃は二人仲良く笑っておられるんでしょうね(’-’(_ _
( 2012年02月25日 12:35 [Edit] )
さとや | URL | -
> エストさん
コメントありがとうございます。
最近はネバラーさんもすっかりククリアのほうに移行しているので、それでも読んでくださる方がいるので嬉しいです。
ちょうどこの日記のあたりが、ククリア発売前の最後の週末でひとつの節目だったのかな・・・と思った次第です。
やはりワーネバはPCより配偶者とのお別れのほうが悲しいですね。
試練を越えたら、また二人で仲良く暮らすのかな・・・。
( 2012年02月26日 00:11 )
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